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★TOP(まえがき)

★経路・旅支度
(〜2003年9月6日)
想いは募ったり疲れたり

1日目
(2003年9月7日)
出発
2日目
(2003年9月8日)
一日だけの九州男児
3日目 屋久島1日目
(2003年9月9日)
到着!屋久島
4日目 屋久島2日目
(2003年9月10日)
一日中、屋久島
5日目 屋久島3日目
(2003年9月11日)
台風が来る
6日目 屋久島4日目
(2003年9月12日)
台風の日の過ごし方
7日目 屋久島5日目
(2003年9月13日)
白谷雲水峡
8日目 屋久島6日目
(2003年9月14日)
縄文杉に会いに行く
9日目 屋久島7日目
(2003年9月15日)
屋久島よさようなら
10日目
(2003年9月16日)
九州もさようなら
11日目
(2003年9月17日)
大阪も住めば都か?

あとがき

屋久島情報

屋久島Photo













まずは、このダラダラとした更新頻度と内容ながら最後まで読んで頂き有り難うございました。

さて今回の屋久島の旅ですが、一貫したコンセプトだった『いきあたりばったり』通り、行くも行かないもその時次第!すごく良い旅が出来たと思います。名所巡りをするなら時間を詰めればもっともっと行けたと思います。確かに日記に書いている所以外にも立ち寄った所はあります。名所巡りが好きな人に取ってはもっとそういう所を紹介して欲しいと思ったかもしれません。ですが私は元来、名所巡りが好きでは無い事と今回の旅でそんな風に色々回ろうとしてしまうと私としては意味が無かったのです。

また、屋久島という場所はそういう私の心にピッタリ合った所でした。わざわざどこかを目指して行かなくても、ふとその場所に立ち止まれば良いのです。立ち止まった場所がその日その時、常に最高の場所でした。空も海も森も町並も。どれを取っても私には新鮮で、思い出にするには抱えきれない位の感動をもらいました。

様々な景色の後、最後に見た縄文杉。日記をご覧になって若干おかしいと思った方もいるかもしれませんが、写真は大きいもののあれだけ苦労して辿り着いた縄文杉について書いている下りが案外アッサリ終わっています。
実は私、縄文杉を見てもそんなに感動はしませんでした。確かにデケ〜とは思いましたが、それが神秘的だとか屋久島の象徴的存在だといった印象は全く持ちませんでした。縄文杉が特別なのではなくて、屋久島があってその中にある縄文杉なのだと…。海があって空があって森があって、ただたまたまその中の樹齢が長い木に縄文杉があるのだと。
『観光』としては縄文杉は非常に分かりやすいシンボルなのかも知れませんが、屋久島にとって順番だとか象徴だとかを決めてしまうのは全くの無意味だと感じました。すべてが生きて存在し、私に訴えかけ感動を与えてくれます。



大阪の我が家に帰って来て一つ思った事がありました。 電気があって水道があって屋根がある所に住める事がどれほど有り難い事かと思い知らされました。都会にいてもこういう言葉はたまに耳にする事もありますが今回は実感としてそう思いました。とても貴重な体験が出来て良かったです。

そんなわけで、今回の旅は今後の私の人生の中で極端に影響はしないと思いますが、要所要所で何らかのヒントにはなるような予感がしています。

明王



この日記を見て「わあ〜行ってみたい」と思われた方は、是非行ってみてください。必ずや感動出来る事でしょう。ただ、絶対に『出来る限り長い日数を取る』事をオススメします。お時間がある方はもちろんの事、お仕事で有給休暇を取らないといけないと言う方も無理をしてでも長い日程を取って下さい。滞在1日でも屋久島の美しさは伝わってきます。ですがおそらく1日では物足りなく感じると思いますよ!?


そしてこの日記を見て「そんなに綺麗な所なら住んでみたい」と思われた方、いきなりそれは止めた方が賢明です。今回の私の旅は、どれだけ行き当たりばったりだろうが長く滞在してようが、所詮は「旅行者」としての視点からしか物事を見る事が出来ていません。まずは何回か屋久島を訪れてみて下さい。そして徐々に旅行者から住人の気持ちに持っていく方が良いと思います。移住したあかつきには是非、招待して下さいね(笑)



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