……………。
3時間半ぐらいかけて宮崎までやってきました。途中、一番大きな分岐点で違う方向へ走りかけてしまいました。その二つの道次第で全く見当違いの方向へ行ってしまうのです（汗）
その分岐点近くが混んでて止まりながら確認出来たので少し足でズリズリ押して移動出来る程度で良かったです。道路が空いてたら、おそらくそのままブイーッとどこかでまた一泊していた事でしょう（笑）

何とかそれ以降は間違わず着いた時間は10:30。船が出港する時間が19:10。ここでもまた半日ぐらい時間が出来てしまった。う〜ん何をしようかな。宮崎、宮崎、宮崎…………。行きと同じく何も思い浮かばない（笑）シーガイア？潰れるから行っておけ？…別に行きたくない（笑）
何か思い付いて何かするのも行き当たりばったりならば、何も思い付かないので何もしないのもいきあたりばったり、私は港近辺で過ごす事にしました。
少しフェリー乗り場で色々思い出す。森、海、空………唐揚げ（笑）
ああ〜〜〜〜！！！！屋久島ぁぁぁぁ〜〜ん！！！ここには何にも無いよう！ここが屋久島だったらいいのに、と意味不明な願いが出て来る。（私が宮崎の事を知らな過ぎるだけ＾＾；）

それからは、宮崎駅あたりまで行ったりして時間を潰しました。駅前というだけあってそこそこお店等はあったりするのですが、ここまで来ると大阪でも同じ事。目新しい物は特に見つける事が出来ませんでした。もしかしたら美味しい飲食店があったかもしれませんね。
結局そうやってバイクを走らせたり適当に大阪にもあるチェーンのお店（でも私は初来店）でご飯を食べたりしているうちに、何だかんだと夕方になりました。時間の立つのは早いもんです。

私はコンビニでこの旅で初めてのお菓子を買い、帰りの船に備えました。だって明日には汚れきった故郷大阪（笑）贅沢にいかなくっちゃ。

時間が近付き、アナウンス通りに自動車乗り場の待機場所に行ったが、早くから乗り場にいたのでまだ誰もそんなアナウンスなんて聞いていないので私一人でボーッと準備中の船を眺める。そんな私に自動車の整列を仕切るオジサンが「旅ですか？」なんて話し掛けて来たので色々と会話する。ここで一つ心残りだった事を意を決して聞く事にした。
「宮崎で何処か面白い所はありますかねえ？」
するとオジサンは、
「あー。無いです無いです。どこか行こうと思った時はいつも県外に行っちゃいますもん」
と答えてくれました（笑） 私の心残りが綺麗サッパリと消えてくれました。


……何だかんだで時間になり船に乗り込む。もうここまで来ると、頭の中には屋久島の思い出というよりは大阪の事しかない。なんでしょうねえ、あれだけゴチャゴチャしている大阪なのに帰るとなるとウキウキしてきます。到着は明日の朝。それまではゆっくりと旅の気分を味わう事にしよう。目が覚めると大阪の海、大阪の空気、大阪の街、大阪の家。